プラスチック製のエアプレーンモデルを手掛けるホーガンウイングス、ダイキャストモデルと比べれば安価で入手しやすく、また仮想カラ―なモノまで製品化して楽しませてくる。プラ成形も良いが機種によっては似てないのもある。(主にフェイスだが)さらにマイナーなエアラインとOEMモデルがあるのも魅力だ。
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A340-500 アリク・エア CS-TFX
▲ナイジェリアのエアラインで、このA340-500が唯一のフラッグシップ機。シヤープなプラ成形でなかなか良い。
▲垂直尾翼と胴体のバランスもよくA340-500の特徴が出ている。
▲各翼の捻じれや歪みもなく美しい。ダイキャストモデルだと垂直尾翼が斜めっていたりと結構あるが、スナップフィットキットは素晴らしい。
▲上斜めから臨む。全体のバランスも良い、A340-300と比べると主翼とエンジン、胴体長が違うのでカッコよくなっている。
▲フェイスの造形も素晴らしい!もう少し濃い印刷にしてほしいのだが、レドーム表現などのディテールもなくシンプル。
この特徴あるカラ―リングが気に入り入手したが、787-8アゼルバイジャン航空と感じがよく似ている。さすがに4発機なので大きいが製品のクオリティーも高く優れた製品だ。
JALUX(hoganWings)1/200
MD-11 JAL 導入1号機 JA8580 ▲3発機はあまり好きになれなく敬遠していたが、JAL機は1機も持っていなかったこともあり、JALUXから発売されたので入手した。MD-11 ハッキリ言って「格好が良い」ではないか!なるほど、本当にカッコいい~
▲格好の良さは3発機のプロポーションもそうだが、何といってもこのフェイスだ!「イケメン」で面構えも良く、DC-10より凛々しくなった気がする。流石は名門ダグラスの旅客機。
▲ファイスに魅了されたが、このMD-11がカッコいいと思う決定打はこのシーン。ウイングレットにテールに付いた丸鶴マークと「J Bird」ロゴ。そして野鳥の名称とイラストが素晴らしい。
これを入手する際、JCウイングのダイキャストモデルにするか迷ったが、版権の関係でこちらを選んだ。ホーガン製でも品質が良く好製品だと思うが、JALブランド品だけに価格が高い。
hoganWings 1/200
787-9 KLMオランダ航空 (主翼飛行姿勢・WiFiレドーム付) PH-BHF
▲手慣れたプラ成形と扱い易さが良くプロポーションも見事。何回か製品化しているが、前回はレジとWiFiレドームが無い機体だった。
▲ダイキャストモデルよりシャープな造形を持つホーガン製は侮れない。全日空商事などがOEMで指定モデルとしていることに納得できる。
▲フェイスの曲線ラインが美しく、また塗装が素晴らしい。ジェミニ200には出来なかった、紺色のストライプが正確に印刷されており造形面でもフェニックスを凌駕する。
▲テールの印刷も美しく表現している。少し客室窓が大きい気がするがホーガンならではのクオリティーだ。
▲エンジン内のブレード表現は、各メーカー異なるがホーガン製らしく上手く纏めている。
▲フェイス造形も悪くなく好ましい。前脚があっさりとした出来栄えで、そこに視点がいってしまうが紺色のストライプも美しく印刷されている。惜しいのはノ―ズレドーム表現の印刷がされていないこと。
▲ダイキャストモデルのジェミニ200では、ホーガン製に無かったノ―ズレドームを表現した印刷がされており見栄えが良い。本当のところはモールド表現が良いのだが。
▲主翼飛行姿勢なのでスタンドに付け撮影。塗装と印刷は良いのだが、近くでよくみると擦れやキズなどが多く、やはり従来通りのホーガン製だなと思う。ただしOEMの全日空商事モデルは品質が素晴らしい。
▲出来の良いモデルなのでエプロン内の情景を組む。コレクションとして並べるのでは無く、エアプレーンモデルの醍醐味は情景などを加えてモデルを生かすことにある。
▲ジェミニ200はダイキャストモデルなのでプラスチックモデルと比べると撮影の映りが良い。欠点は脚の丈が短いのでエンジンが地面擦れ擦れとなること。
こうして見るとホーガン製の787-9は中々のカッコよさだ。WiFiレドームも追加され丁寧に取り付けされている。(ダイキャストモデルは個体差があり過ぎ、取り付けが適当で隙間があったりする)KLM787-9のマーキングに魅了され787に興味を持ったが、またホーガン製のモデルを手にしてハマってしまった。決め手はこの塗装なんだとつくづく思い興味が尽きない。
以下つづく